子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

新型コロナの精神的疲労

職場でたった一人、コロナの陽性者が出た。

感染経路も明らかで、「もう仕方ない。それは防ぎようがない」という感じだったから、本当に世の中誰がコロナにかかってもおかしくないことを再認識させられた。

 

一人、陽性者が出たので全件スクリーニング。そうしないと次々と陽性者が出てしまうようなことがあった時に初動を後悔することになるから。

それで私も含めて皆が検査したのだけど結果がわかるまでの針のむしろ状態のこの感じ。初めてではないものの、本当にストレス。

「第5類にしてインフルエンザと同じ扱いにしろ」とか言っている人がいまだにいるけど分類をどう変えようがコロナの感染力が変わるわけじゃない。

相変わらず隔離措置をとったり、全数検査をしたり、自宅待機をしたりとやるべきことは変わらない。公費でできないことが増える分、受診控えをする人が出てきたりしてさらなる惨事を産むことは目に浮かぶ。

今回は幸い、誰も他には罹患してなかった。ゆえに病院も通常運営に戻ったのだけど、いついかなる時も

  • 手指消毒
  • マスク着用(不織布以上)
  • 食事中は話さない
  • 換気
  • 離れる

これがいかに大事かと改めて実感した。昨年、病院でクラスターになってしまう前は斜向かいなら喋って食事をとっているスタッフもいた。もちろん、その頃からなるべく話さないとか言われていたものの、話してなくても斜向いで食べていた。

それを完全禁止にしてみんながマスクをつけない状態で話さない、というのを徹底させている。

ワクチンも打っている。

こういうことの日々の積み重ねがクラスターを防ぐのだろうと思うし、それでももしかしたら今回のデルタ株は隙間をぬって感染しに来るような強いウイルスだなと思う。

よく寝てよく食べて体も元気にしておかねば。

 

久しぶりのコロナ陽性者に病院全体も個人的にも緊張が走ったし結果が出るまでは本当に具合悪い気がしてきたりと落ち着かなかった。

そのせいか、週末はぐったりだった。

でも明日からも仕事頑張ろう。日常の業務ができることはどれほど有り難いことか。

 

コロナが収束してマスクがなくても過ごせる生活にいつか戻れるのかな。そんな日を夢見つつ。