子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

息子がいなくなった(そして戻ってきた)

タイトルが衝撃すぎると良くないと思い、自重。

息子と一緒に買い物に出かけた週末のこと。近所のスーパーまで買い物に行くために、息子は大好きな自転車に乗ってルンルンででかけた。

そこまではなんの問題もなく、機嫌を損ねたりご機嫌になったりを繰り返しつつも、なんとか買い物を終えて帰宅路へと。

その途中、息子はどんどん自転車を走らせて、家の方面へと走っていってしまった。

「待って」の声にも止まらず、ひたすらひたすらペダルを漕いで。

 

随分離れてしまうし、私は買い物の荷物がおもすぎて走れないし、家に先に帰っているのだろうと思って、ひとまず自宅に向かったけど、息子の姿はどこにもない。

探すためにも荷物を下ろしてさて出かけようと思ったところに娘が帰宅。

事情を話して一緒に探して、管理人さんや警備員さんに聴いて回ったものの、息子を見かけた人の情報は乏しくて、またスーパーまで戻ってしまったのか、スーパーの前に立ち寄った駅方面に行ったのか、はたまた家の近くにいるのか…。

 

探しても探しても、息子の姿はなくて、「これはもうダメだ。警察に行くしかない」と娘とともに警察に向かった。と、その時管理人さんから(ほぼ天の声に聞こえる)「息子さんここで預かってます」との連絡。

親切な近所の女性が息子を連れて来てくれたという。

すでにその方はいなかったけれど、泣きもせずに自転車にまたがってキョトンとしている息子がいて、親もバカだし何度言っても言うこと聞かずに勝手に行っちゃう息子もダメ出し、でもとにかく見つかってよかった.......心底ホッとして家に戻った。もうでかけたくない。

 

自転車に乗ってでかけたいっていう気持ちを叶えてあげることは結果的にハイリスクなのかもしれないと思うと、この先が悩ましい。

 

もう少し私の危機管理がうまくできればいいのだろうけど、夜な夜な「怖い話」を聞かせても、現実の解決策を伝えても、息子は独自路線で進みたがるし難しいなぁと思う。

 

知らない場所に行くときのほうが、そのあたりはちゃんと気をつけてくれている気がするし、この間、息子とお出かけしたときはそんなヒヤリはなかったのに。

 

娘が一生懸命探してくれて一緒にいてくれたのが、なんだかとても心の支えだった。ああ、だめだな〜親失格の毎日だわ。

本当、子どもを無事に大人にさせることが私の至上命題。