子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

モーニングクロスが終わり、モーニングフラッグが始まった

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東京MXで朝7時から、堀潤さんが司会を務めるモーニングフラッグ。

Z世代が登場し、時事問題や自身の関心のあるテーマをもとに話を展開させるという番組。

s.mxtv.jp

始まって10日がまるっとたった。

3月31日までは同じ時間帯でモーニングクロスをしていた。

モーニングクロスは様々な専門家が登場してオピニオンを繰り広げ、時事問題にも切り込む、そんな番組だった。

朝から耳が離せない、目が離せないってことがいつもあった。

大好きだったモーニングクロスがなんで終わってしまったのか、次のモーニングフラッグはどんな話題を、価値を、情報を提供、提案してくれるんだろう?

残念さと期待と、そんな思いを込めてこの10日ほど新番組を見ていた。

 

今のところ...うーん??と首をかしげたくなる感じだ。

Z世代というと高校生くらいも含まれるらしい。上は大学生くらいまで?

彼らの主張を存分に聴けるかと思ったら、そうでもない。

 

堀さんは話題を振っているし、ゲストもなにか話はしているんだけど驚くほどその話の中身が薄くて...。テレビで?ねじねじの中尾彬ももう少しまともなコメントしているよ...と裏番組とつい比較してしまって、悪い視聴者。

 

時事問題について語れないのであれば、せめて自分のフィールドについて熱くかたってほしいし、彼らの言葉で今何を思い、感じているかかたってほしい。

がっかりしたのはいっぱいあるけど、たとえば、「政治をもっとわかりやすい言葉でかたってほしい」といったゲストがいた。

「わかりやすい言葉」ってなんだろう?その意図するところが全然示されていない。

若い人と若くない人にどんな言葉の隔たりがあるのだろう。

 

小学生と高校生には語りかける言葉が違うのはわかるけど、参政権を得ている年齢の人と中高年とで、違うのか?

求められているわかりやすさの中身が曖昧で、なのに「わかりやすくしてくれ」って朝からうーん??と思ってしまった。

でも時代が違うのかもしれない。

私が学生だったのはもう20年も昔。その頃、大学の授業がどんなに難しくても、読むテキストが難解でも「わからない自分がおバカなんだ」と必死で意味を紐解き、質問して自分なりに解釈をして、原典にあたって理解をしたけど、わからないことをわかるようにするって、そういう過程がないと決してできないと個人的には思っている。

 

強いて言うなら、政治家と市民(若者含め)の距離をもっと縮めるべく、clubhouseでもツイキャスでも何でも良いけど、政治家が市民と対話するチャネルを持ってほしいとか、私だったらそう思うけどな。

わかりにくい!って思ったときに「それって何?」ってフラットに聞けるくらいのものが必要かもね。とは思う。

 

新しい番組だしこれからもっともっと変わっていくのかな、と期待して眺めている。

ただ、せっかくのZ世代だけど高学歴者しか出てないこととか彼らの活動がちょろっとしか紹介されないし、かといって時事について鋭く的確に語れる力ももってないし、だったらもっと彼らのフィールドをどっぷりと特集してくれたほうがいいのにな〜なんて思った。