子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

久しぶりにWantedlyを覗いたけど

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タイトルのまんま。

たまたま以前の業界の友人とSNSでメッセージのやり取りをしていて、みんなそれぞれにお仕事を頑張っていてすごいな〜なんて思った次の日。

これまた、たまたま今気になっている花について(ミモザから派生してあちこちの花をググってる)調べていたらヒットしたサイトがあって、サイトを見ると必ず「運営はどこ?」が気になる性分で、たどっていったら求人も出ていて更にたどったらWantedlyにたどり着いたというわけ。

 

転職するってときに使ったこともあったし、(実際にはご縁はなく)眺めていた時期も結構あった。私の昔働いてた会社でも広告っていうか求人出していて同僚が出てたりもした。

そんな身近なサイトだったけど、ここ5年ほどすっかり「病院職員」が定着していてそういうIT系の求人を眺めることをしていなかった。

 

花関連のサイトもそうだし、それ以外のなんか難しいカタカナを並べて要するに「編集者募集」っていうのもあったし、今も活況の様子。

ここ20年くらいでインターネットの世界は随分と景色を変えたと思う。

スマートフォンなんてついこの間って感じだったのにあっという間にガラケーが消え去って今やスマホが標準になっている。

PCなんて古い、とかいう人も出るほど。

私は調べ物には断然PCだと思っているけど、世の中はどんどん新しいものを受け入れて取り込んで飲み込んでいる。

タフだ。

 

話がそれた。

Wantedlyは多くの場合、求人している企業のCEOだとかCOOだとか、うんちゃらエンジニアとか、とにかく英語とカタカナの肩書の人たちがおしゃれに写真を撮って顔出しをしている。

髪型も男性はパーマネントを当てていたり、美容雑誌から飛び出してきた感じ。女性も透明感あふれる肌でにっこり、とか、すましてクールに、とか。

私が働いていた頃と変わらずキラキラ。

なんか、別にみんながそうじゃないこともわかっているけど上に立つ人たちのあのキラッキラな感じ。

息苦しかったな〜なんてことを地味に思い出していた。

公務員の人たちの似た空気感があるように、福祉系の人たちの似た感じがあるように、IT系の人たちの似たキラキラっていうのがあると思う。

だから、各社どのページを見ても既視感で溢れている。

 

別にそれがいいとか悪いとかではない。だけど自分にあう水っていうのがあるもんなんだとこの年になってわかってきた。遅い。

 

いろんな意味で今の職場は丁度いい。

同じ病院でも母校の大学病院なんてはっきり言って働きたくないくらい、ヒエラルキーがきっちりしていて「差別上等」って匂いがする。サラブレッド(血統書付き)が幾人もいてその他大勢は奴隷的。

あちこちの病院に丁稚奉公させられるという。

さすがにMSWはそうではないかもしれないけど、相談の感じとかエグかったな〜と思う。

 

まあ、大学病院もいろいろだろうけど、今の病院のこじんまりとした規模感と熱意のある先生たちがいてくださって、何かあったら歩いて帰れる距離。

子育てするにも、働くにもすべてが「enough」って感じ。

急に英語だけど。日本語ではうまくハマる表現がない。

 

Wantedlyを必死に見る感じではなく、好奇心として見ると、そうした発見があったという話。