息子4歳。
息子の全記録を収録したいほどに全身、いのちに満ちている。
「ママは男?」「今日は雲がピンクだよ!金色だよ!」「蛇の道に行こう」などなど、私と息子の間では普段どおりの日常会話でしかなく、他人が聞いたらぎょっとするようなことも紛れている。
「ナイフで刺されたら死んじゃうよね。だけど僕は死なないよ。ママを守るから」など殊勝な事も言ってくれる。小さな小さな肌荒れの傷に付着したわずかな血を見て「死んじゃうかも」と心配してみたり。
8歳の娘はもう少し分別らしきものがあるけれど、4歳の世界観も私には愛おしく、これはこれでありの世界。そんな風に思っている。
と思ったら、たまたま3−4歳のお子さんを育てているお母さんのツイッターが目に止まり、うちの息子とだいたい同じことを言っていた。お母さんの感想もだいたい私と同じだった。
どうしようもなく、私と息子にしかわからない「何かささいなやり取り」なのだけど、ここにはどこをどう切り取っても幸せしかない空気というか間がある。
怒ったり怒鳴ったりすることももちろん、あるのだけど基本的にはものすごく可愛くてものすごく愛らしい。
0歳も、2歳も4歳も8歳も。いくつだって子どもはいつだって最高に愛らしい。
だから今の子どもの可愛さを噛み締めて全部録画しておきたいのだけど私の脳のキャパ的には無理なのだろうな。残念。