Twitterを日がな眺めていると自分とは対局にある人達の主張を目にする。
その一つがワクチン反対派。
つらつらと両陣の主張を見ていたところ、ワクチン推奨派の人のコメントで「震える舌と言う映画は絶対見たほうがいい」とあったので、よし見てみよう!と子どもたちと見てみることにした。
まあ、恐ろしいのなんの。時代背景は私の子ども時代くらいだろうか。
破傷風によって命を奪われかけている女の子とその家族の話なのだけど、とにかく怖い。ワクチンは超大事。
もう怖くて怖くて、あれを見てもなお「ワクチンよりも自然のチカラで」とか言う人がいたら鬼。
鬼以外に形容のしようがない。悪魔のほうがふさわしいか。
とにかく、ちゃんとワクチンを打ち、自分の命も子どもの命も守ること、病気になっても重症にならないようにちゃんと防いでいくこと。
そういえば娘が昨年水疱瘡になったけど誰よりも近くでベタベタしていた息子には全くうつらなかった。きちんとワクチンを打っていたおかげだと思う。
小児科医にも「ワクチン打ってる?なら安心だね。最近はワクチンをちゃんとみんな打ってるから感染力は強いけど大丈夫だよ」と言われた。
ワクチンを打ちたがらない人は「みんな医療界、製薬業界のカネと権力に騙されている」などという。病院の渦中にいて全くそんな感じはない。医師だって責任があるから変な薬やワクチンは普通は使わない。
ワクチンを子どもに打たせないと息巻いている人は、きっとその昔自分はワクチンを打っていたかもしれない。
ステロイド否定派にしてもそうなのだけど、標準治療から遠ざかろうとするほどに崖に転落仕掛けているような、そんな危うさを感じてしまう。
ワクチンに懐疑的な人にこそ見てほしい。
本当にいろいろと考えさせられる映画だった。