子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

テスト中の出来事

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娘が先日、小テストを受けると言っていた。

算数の掛け算のテストで、「4の段と9の段が出るみたい。だからがんばる」といって、テスト前夜、何回も暗唱していた。「もうばっちりだね」なんていって、翌朝「いってらっしゃい、がんばってね」と送り出した。

その日の夜、テスト結果がおたより帳に挟まれていて見てみたら、難しくない問題で間違えていた。

「あれ。残念だね。せっかく頑張ってたのにね。一生懸命やってたの知ってるから悔しいね」と娘に話しかけたら、実はテスト中に全然想像もつかないハプニングがあったらしい。

 

娘の隣の席の子が突然、娘の机にあった消しゴムを奪ってしまったという。

娘は動揺して返してほしいと思ったけど、横を見て「カンニングしてる」と誤解されてしまうのも怖くてどうしよう...と思っていて、消したかった答えも消せず、そのうちタイムアウトになったと。

 

先生に言ったか確認したけど、娘としては言い訳に思われるのも嫌で言わなかった、と。

加えて後ろの席の子が「もうだめもうダメ」と時間切れをしつこく言ってきたのも嫌だったとのこと。

 

そういうのってすごく嫌だよね。

娘以上に私が腹を立てていた。

そうした嫌がらせをした子は同じ保育園で知っている。

別に仲が悪いわけでもなく、一緒に帰ることもあるらしい。

何か娘のことで気に食わないことがあるのかもしれない。わからないけど、テスト中に消しゴムをサッと奪うって普通に悪質。

これ、大事な試験だったらどうするんだろうか。

 

いろいろ考えると、どれも大事だしそういうことで娘の評価も変わってくるし先生に言っておいたほうがいいのではないか、と思った。

 

娘に了解を得て、先生におたより帳で「こういうことがあって、テストに集中して取り組めなかったようで残念がっていました。報告までです」という内容でお伝えをした。

後日、先生が娘のために小テストを再度してくださり、当該児童にも注意をしてくれたとのこと。

聞けばテストのとき以外も勝手に娘のものを盗って様子観察をしているらしい。悪質。いやらしい〜。とまた私が立腹してしまう。

でも嫌なことってきちんと「いやです」と伝えていくのも大事だし、伝え方も工夫しないと伝わらないことも多い。

先生のご負担を思うとちょっと申し訳ないなと思うけど、一般的にはどうなのだろう。

教育の現場で些細なことでもどちらかが何か不利益を被らされていたり嫌なことがあった時に、管理者が知っていることは大事かなと思ったり。

先生がどう受け止めたかわからないけど、重々にお礼をお伝えしよう。