数年前、日本に来たフィリピン出身のその子は、音楽とくにギターがとても上手で、とってもおしゃれでそしてかわいかった。
日本に来た経緯もその後、故郷に帰った理由も詳しくは知らない。だけど会えばにこやかに挨拶してくれて、うちの娘のこともかわいがってくれて、いつもひまわりみたいに明るくて。
彼女の若い一時期を同じ空間で過ごしたことや故郷に帰った後の近況もなんとなくSNSを通して知っていた。それこそ、良い変化があれば「いいね♡」とかつけていた。
この先、またどこかで出会えるかもしれないし出会えないとしても、彼女の前途が良き方向へとひらかれていくようにと遠くから願っていた。
その彼女について「亡くなったらしいよ」という友人からの連絡で知ることとなった。
どうして?あんなに元気そうだったのに。あんなに笑顔いっぱいの様子でFBにあげていたのに。
SNSを見てみたら、ご遺族からの書き込みが最後だった。
She has passed and gone. She is with Jesus.we are painful,but all praises to God!!というようなことが書いてあった。
そのニュースを知って依頼、ふと思い出すと泣いてしまう。
彼女がまだ30歳になったかならないかの若さでこの人生を閉じてしまった事実に打ちのめされている。詳しいことなどはもちろん書いてないけど、彼女がこの世にもういないという事実だけで十分に苦しい。
だけど彼女の家族が書いていたように死という取り返しのつかない絶望の中にあっても、彼女が今天国に移っていてそこには痛みも苦しみもなくて安らかに過ごしている。彼女の奏でるギターで歌ったたくさんの賛美、なんでもないいつもの日曜日の昼下がりの時間。
全部もう戻ってこないけれど、またいつか会える日まで。
The Lord gave and the Lord has taken away;Blessed be the name of the Lord.Job.1.21
www.youtube.comこの歌にたくさん慰められている。
この歌も一緒に歌ったな。すごく懐かしい。
本当に短い数年のことだけども、後から後から思い出がいっぱい。ありがとう。またね。
All heaven sings to Christ alone.