「お疲れ様って感じです」
娘の背中に痛みが走っている。
といっても常時ではなく、ジャンプしたとき、走ったとき、階段を降りるとき、床のものを拾うとき。
これはどうしたことか。手足のしびれはないか、下肢脱力はないかなど確認するも、しびれも感覚異常も脱力もなし。要は、神経は傷めつけられていない。
これなら大丈夫かなと思いつつも体育は見学の日々で、なかなか生活のしにくさもある。
一度病院で診てもらおうねと話していて、先日近くの整形外科に行ってみた。数年前にも親切に診断していただいた記憶があって、ずいぶん待たされたけどまたしても丁寧に診察していただいた。
先生が背中のあちこちをぐいっと押しながらどこが痛い?など聞いてくれて、娘が言葉少なに声量も弱めに答えていた。
先生が渋く「うーん。一言で言えば、おつかれって感じです」とのこと。
おお、この年令でそんな感じ?娘の体に疲労がそんなに??そう思っている間に先生が「念のためにレントゲンを」と言ってくださった。
その結果を見たら、あらビックリ。
ものすごいストレートネック、フラットバック。これで痛くないわけないよねという体になっている。生まれてまだ8年。体操では体も十分に動かしているし、水泳もやっているし、別にゲーマーでもないし(ゲームすらほぼしたことないと思う)、同じ姿勢を何時間もとっているとは考えにくいのに、この体。
猫背をやめて、ストレッチして肩こり予防をしていくしかないのだけど、こんなに小さくても体のトラブルってあるものなんだなと気付かされた。体の癖とか使い方って人によってそれぞれ。胃痛とか頭痛なんかも案外こういう姿勢の悪さからきているのかもしれない。
病気ではなかったけど、あそこまできれいなストレートネックとは思わなかったし、ちゃんとレントゲン取ってもらえたからわかったこと。
不調に対して原因を知るっていうこと、とくに自分の体に対して自分で把握することは大事だなと感じた出来事だった。