子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

元気になった祖母。

大正の終わりに生まれた祖母は御年95歳となる。

先日、母が深刻そうに「おばあちゃんがね、施設でSATが下がっちゃって誤嚥性肺炎のようなのだけど、ようやく搬送先が見つかって入院しているの」と教えてくれた。

いよいよおばあちゃんも命の危機か。

昨年は左右の大腿骨を折って、今は両方の大腿骨に人工物が入っている。

会いたいけど、コロナのせいでここ数年会えていない。

 

その祖母が入院して治療を受けて、今後どうなるかという話があるというので、伯父がICを受けに行ってきた。どうも、病棟では食事介助だけど時間切れになってしまって全量摂取できないらしい。

 

そもそも誤嚥性肺炎で絶食している間にも経口摂取は難しくなったとか、あとは経鼻か胃ろうか、とかはたまたCVポートか末梢でいくかとか差し迫った話だと思って、いろんなパターンで母に話していたのだけど、経口摂取できるようになったとのこと。

これほど安心したことはない。

 

おばあちゃん、コロナが落ち着いたらひ孫たちの成長も見てほしいからまだまだ元気でいてくれなくちゃね。

もう自分の子どものことも、なんなら「言葉も忘れたかも」と母は言うけど、何も思い出せなくてもおばあちゃんの存在が私にはいつも嬉しくて、いつまでも大好き。

だから、元気で過ごしてくれていることが一番。