朧げながらPTA
昔、といってもここ数年の間のことだと思うけど、小泉進次郎氏が朧げながらに数字が見えたとインタビューで語っていた。
私もまさに今、似た経験をしておりまさかのシンパシー。
それも、今年なぜか全く希望してないのにPTAの委員の委員長の座についてしまった。それも活動内容が一つも思い浮かばない委員会のものに。
軽はずみだった。すごい軽はずみで「誰もやる人がいなければ」と手を挙げ、一度は「定員です」と断られた。
やれやれと安心して社交辞令で「また何かあれば」なんてメールをしたのが運の尽き。
やるはずだった人がいなくなって本当に私にお鉢が回ってきてしまった。こんな歓迎してない奇跡も起こるもんなんだな。
ちょっと感心すらする。それで最初の集まりにいそいそと出ていったら、クジで委員長を決めると言われ、あれよあれよで私にお鉢が回ってきた。
どんな顔をしてたかはわからないけど、Not welcomeという顔をした自信はある。
新年度が始まり、いよいよ委員会活動もスタートし始めている。
引き継ぎも終わってようやく委員会の活動の全容が見えてきた。知らなかったから「やる」と言えたし、リストアップされた数々の活動はあまりにも多くてやり切れるか早速自信がない。活動自体は何十個もあるわけではないけど、印刷→配布→回収→報告などなどステップが多過ぎる。
それにコロナもあって過去2年一度も取り組まれていない活動も今年はやる予感。
丁寧な引き継ぎをしてくださる、地頭の良さそうな前委員長さんと理解と覚えの悪い現委員長。
しかも、こんなに丁寧に引き継いでいただいて4月もPTAに来てくれたってことは、私も来年これをやらなければならないという話(恐ろしい)。
現段階では誰かに伝授できるほどインプットもままならない。ただ、朧げながらPTAが親と教師の巨大な組織であることは理解した。
あと、些細な活動の中に親の価値観や姿勢があらわれ、そうしたものは割とすぐに伝播するので提出物関連はつべこべ言わずに黙って出すこと。
などなどを理解した。