子どもたちが今、コナンの次にハマっているのがアマゾンプライムで見つけた「ご姉弟物語」というアニメだ。
双子の姉と弟が主人公。両親は海外に長期出張中という設定で広い一軒家に二人で暮らす姉と弟の楽しくもハラハラする物語。
ずっと二人一緒。遊ぶのも、幼稚園も、寝起きするのも。
まさにうちの娘と息子にその姿は重なって、二人とも何か感じるものがあったらしい。
正座をして見ている。
ちょっと違うのは、お金持ちでないことと双子でないこと、時々喧嘩を我が家の姉弟はすること、両親は海外出張ではないこと。
いつも一緒で遊ぶのも寝るのもどんな時もニコイチというのは似ている。
心なしか、顔も髪型も似ている。
娘は前髪がないし、息子もあんな感じのクリクリお目目にぺちゃんこ鼻だ。
大人になってから「毎日同じ人と遊ぶ」なんて経験はまずないけど、こうして幼少期に毎日同じ人と遊び込む経験て大事なんだろうなと思う。
今年度、娘は友達ができたとのことで、毎朝その子から電話がかかってくる。「一緒に学校に行こう」って。
いつの間にか番号を交換してたのかということにはやや驚いたものの、知ってる子だし(かつて保育園で一緒だった)、親のこともわかってるし、仲良くしてると聞いてちょっとホッとした。
昨年は先生のことは好きだったけど、クラスのことは好きじゃないと言ってて、このままだと娘は友達がなかなかできないんじゃないか、なんて心配してたから。
でも、子どもはとても柔軟だし、いろんな形に慣れるんだなと思う。
週末は、さながらこの「ご姉弟」のように二人で手と手を取り合い、どこまでもいつまでも遊んでいる。