子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

保育園から小学校までの1年

今年息子は年長さんで来年には小学生になる。

娘の時は「保育園という最高の居場所がなくなる」という喪失感と恐怖があって、未知なる「小学校」への不安が子ども以上に大きくあった。

今も小学校の勝手はわからないことが多いけど、PTAをして意図的にいく機会を作ったり、面談もなんだかんだと希望して年1−2回、面談時期にはしていただいていることもあって、それなりに娘がソフトランディングできていることがわかる。

 

娘自体は、少し過剰なほどに適応する傾向があってちゃんと見ていてあげれば大丈夫かなと思う。むしろ先生たちには好かれる方ではないかと思う。おとなしいし言うことはきちんと守るし、問題になるようなことからは距離を置くタイプ。

 

小学校の様子もなんとなくわかり始めているから、本当は来年の息子の入学に関しては上の子の時ほど心配はなくてもよいはず。なのだけど、息子の特性もあるしうまくやっていけるかしら?というのと、この1年でできることはなんだろうか?ということに少し頭を悩ませている。

 

先日、電話で息子の発達相談を受けてくれた支援センターから電話があって、小学校に上がった後の話を聞いたら「加配はつかないです」と言われた。

多分この領域は万年の人手不足。

比較するものでもないけど、児童福祉の分野で医療的ケア児が十分にケアを受けながら授業を受けることが叶わないのに、身体的な問題がない子どもがケアされることの方がもっと叶わないことだろうと漠然と思う。

だから、加配がつかないと言われても「まあそうですよね」としか思わなかった。

息子のことを考えると、息子にとっての居場所を一緒に探りつつ現実社会で生きていく術も身につけられるようにしていく。

この両輪でやっていくしかないんだろうな。

 

今、いくら環境的に子どもを守ったところで世界はとてつもなく広いし、さまざまな壁もあるのだろうから。

その時に「超えていける」って信じて進む力とか、壁の超え方をいくつも考えられることが大事だろう。

結局、この1年で何か積極的に取り組むというよりも日々の息子との関わりを通して、息子のことをもっともっとわかりたい、理解したいと向き合っていくことが今の自分にできることなんだろうなと思う。