子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

大道芸人。

週末、子どもの英語の試験のために久しぶりに神奈川県に行った。

行った先でどうしても丸亀製麺を食べたくて、一駅子どもたちと歩いて行った。

フードコートだったけど大繁盛で、他のどの飲食店よりも長蛇の列。

辛抱強く席取りをしながら待っていてくれた息子は大きくなったなと思うし、的確に動いてくれる娘もとてもありがたい。

で、食べ終わって大満足してお店を出たら、子どもたちの足がなかなか進まない。どうしたことかと思ったら、大道芸人が芸をしていた。

 

子どもが生まれる前までっていうか、子どもが大きくなるまで(つい最近まで)全然足しを止めることもないし、じっくり見ることもなかったけど、ほんとすごいなと思う。

彼らの弛まぬ努力とリスクを背負いながら、保証されていないrewardをものともせず、芸を続ける。

 

たまたま連続で違う人たちのパフォーマンスを違う場所で見たのだけど、どの人たちもプロすぎるし孤高だし、そこらへんの仕事よりもはるかに過酷だと思う。

モチベーションはどこにあるのだろうか、などなど考えてしまった。私には絶対にできないことをしているし、すごいことをしてるのは確かなのに、こんなすごいものをタダで見せてしまうってなんだろうか。

だけど、きっと彼らの芸に値札はつけられないから、無料〜無限に解放して芸を披露しているのかも。

そう思うと、私はこの芸をこの距離でこのリアリティでふらっと見ていて、これでいいのかという気持ちになった。

音楽を聴きにいくとか映画を見る、美術展にいくとか違って前準備も何もなく「たまたま」の通り掛かりに見ている。

見ながらいろいろと考えさせられ、最後に思ったのは現金を持ってないことへの後悔。

とはいえ、我が家は丸亀製麺でも3人で1200円程度の出費でランチを抑えているから、本当になかなかお金をポンと出せない。だけど、本当は見たパフォーマンスに対して対価をきちんと支払うべきだと思う。

 

何組も見たから有り金をはたいてしまったけど、こんな時のために現金を持ち歩くのも大事。

今日はお財布に100円もなくて駐輪場から自転車が出せなくなってしまった。お金がなさすぎる。