あんなシンボリックな建物、日本中のどこを探してもないのではないか。
東京タワーと銀座・和光。
私の中の二代巨頭。
あまりにも好きだから当たり前だけどインスタはフォローしているし、クリスマスケーキは毎年と言わないけど買う年は和光で買うと決めている。
結婚指輪だって和光にした。離婚したけど超気に入っている。つけられないのがマジで残念だよ。
何か目上の人への改まったお礼や遠くに旅立つ友人への餞別は和光と決めている。
庶民には全く手が届かないし、ちょっとやそっとで行ける場所でもないけど、すごい好き。あのシックで孤高な感じ。
4丁目交差点に向かってディスプレイされているあのスペースは毎回工夫が凝らされていてうっとりとしてしまう。最近はまた人が増えているからじっくりと見る余裕もないのだけど、私にとっては物心ついて最初に知った銀座はファミリア、そして三越、和光。
だからバブル期に「鳩居堂の土地が10センチ四方で100万円」だか200万円だかというバスガイドのお姉さんの話を聞いても、「それでも和光が好き」と小学生ながらに思っていた。
私の中の異常なほどの和光への憧れ。
おじいちゃんが亡くなってしばらくしてから聞いた話だったと思うけど、うちのおじいちゃんが服部時計店時代にここで下宿していたというのは本当、不思議だなと思う。
そこから大学通ってて銀座教会に通ってて。
だからか、なんだか親近感もあるのか。こじつけか。
どっちにしてもこんなに私の胸熱な和光だけど、この思いを共感してくれる人はいなさそう。みんなはどんな印象を持っているのだろう。
昔は日本橋三越も大好きスポットだったけど、ここ10年くらいの変貌ぶりと凋落ぶりに本当がっかりしちゃう。
三越とか和光とか、最高級の一張羅を着てっても引け目を感じるくらいお高い場所だったのに、少なくとも三越はそんなことないよね。
それがいいのか悪いのかわからないけども。
なんてことを思い、また週末に銀座に行ってリフレッシュ。
めっちゃいってるけど写真はほぼなかった。