就学前健診
いよいよ息子も来年には新一年生になる。
トータル9年お世話になった大好きな保育園ともお別れの時が近づいている。大好きな先生もいる。泣きそう。
なんて感傷に浸っている場合ではない。
就学前の健康診断があって息子を伴っていってきた。
うちの学区の小学校ではシステムとしてまず、子供だけが健診ブースを高学年の児童たちに誘われて回る、親はその間別室で待機。
まあ、昼下がりの教室の眠いこと、眠いこと。学生時代を思い出す。あの眠りの作用は机の配置や絶妙な教室の雰囲気にあったんじゃないかと今更ながら思う。私は読みかけの本をうとうとと読んでいた。
1時間ちょっとした頃だろうか。
息子が戻ってきて、次は親子面談。
息子が戻ってくる段階で児童1人先生2人がついていたから息子が結構なヤンチャをかましたのではないかと想定された。だって先生の目がもう、鬼の形相だったもん。目が本気だった。「早くしろ」って言ってた。
発達障害とか嫌いなんだろうな、想定外だったのかなと思うほどに。
だけど健診の票にそんなことを記載する項目もないし、普通に決められた手続きをとっていただけなのだけども。
ともかく、あっちこっちとふらつく息子をたしなめ、手を繋ぎ、促しながら面談の部屋へと向かった。
面談はなぜか教室ではなく「相談室」内だった。
それがあえてなのか、たまたまなのかは知るよしもないけれど、そのこともあってか息子はさらに興奮度爆あがり。
キーボードを触ったり、置物に手を触れたり、パーテーションを動かしたり...止まることなく動き続けていた。
机の引き出しも机の上の文房具も全部見ないと死ぬのかという勢いで観察しまくり、触りまくり。
どうにもこうにも落ち着きがない。
帰り道は色々と考えさせられた。息子は悪気がないのがわかる。むしろ楽しいという興奮をくすぐられたのだろう。
だけどきっと小学校に行ったら困るだろうな。だけど息子自身では制御の効かない自分の行動があるのだろうな。
そのせいもあってか、帰ってからしばらく遊んだものの6時半過ぎから眠ってしまった。