息子の心理(発達)相談⑧
外来の正式名称がいまいちわからないけど、児童神経内科の専門外来に先日かかった。
hopeforchildren.hatenablog.com
ここにも書いたけど、非常に良かった。
ここに辿り着くまでに長かったけど、一つのゴールがここにあってここで良かったと心底思った。
始まりは年中の秋。間も無く5歳だというのに周りの子たちと違う様子でなかなかのマイペース。それだけなら良いけど、人間関係をうまく築いていけなさそうな危うさもあってハラハラとさせられる日々。
娘が同じ歳の頃は、泣かされたり被害者になることはあれど加害者になることはなかった。それが立場逆の感じで、ハラハラ。
そこから区の相談センターに相談し、面談を晩秋だったか年末前に行って2月に検査、3月にフィードバック面談。
あっという間に年長になって、ひとまず診断だけでもと公立病院に予約をしてささっと観察で診断がついた。
ただ、保育園に通っていることもあって治療も「保育園での生活を中心に」とのことで通院は必要ではなく、この1年を過ごしていた。
1年生になるにあたっての就学面談で「絶対に病院にはかかってください」(キッパリ)と言われ、慌てて大学病院の先生に相談したら、ささささ〜と予約をとってくれて今に至る。
しかも、息子が入院した時に診てくれた小児科医随一の温和で柔和で優しい先生が、「実は僕、児童神経内科医で専門はこっちです」っておっしゃってた。
あんなに的確に喘息の診断してくれて「救急車で来てください」って的確な指示まで下さっていて。
先生には一生頭が上がらない。
というか、息子のお世話になっている大学病院の小児科医の先生皆様には感謝しかない。
息子の発達相談の前段階で心理検査も受けた(WAIC)。
これ、実は受けたいなと思っていたものだった。
先生の声かけや環境調整があって、なんとかスコアを出せたものの、ない環境であれば壊滅的であろうという評価は心理士の先生の講評で既にいただいていたけど、その調整をした上でも特性はバリバリっとあって、ADHDはそれなりに。ASDもある。
- 家ではいっぱい褒めること
- 些細なことも言葉にして褒めること
- 絶対にダメなこと、やるべきでないこと、あまりよくないことなどダメなことを3段階にして伝えること
よりわかりやすく、そして肯定的評価をとのことだった。
やってるつもりでも余裕がないとついつい責め立ててしまうこともある。気をつけないと。
でも「様子を見させてくださいね」と最後まで優しく微笑みながらお話しくださって、まるでお公家さん。先生の名前を公家先生と呼ぼうかしら。