子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

これもまた人生

ちょっと壮大なタイトル。

念願の異動から半年ちょっと。なんとか私的には死に物狂いで頑張ってきたつもりだったけど、先月のやっちゃんの槍差しに始まり(全く部署の異なる人に前任者及び他の人はできてるけどあなたはできてないと言われ)、病棟の看護師さんからご指摘いただくことも多く、自分の不甲斐なさを感じる今日この頃。

同じことが他病棟で起こった時にはスルーでも、担当の病棟では絶対に見逃さないという決意を感じていて、恐れ多い。

コエェわ。

 

基本的にはぼんやりのんびり派だし、竹を割ったような性格に見せているけどそうでもないので、ネチネチとしている。ものすごい粘りを持っている。

だからご指摘されたことの何が悪かったのは100回くらいは反芻して反省している。反省点がなくても指摘されたからには何かあるだろうという気概を持って対応している。だからすごい胃が痛いし疲れる。

今日もそんなトラブルで電話が入り、どうせ職場行っても変わんないしって思ったけど、変わるかどうか行ってみよう、やってみようと子どもたちに一緒に図書館に行けないことを伝えて職場へ。

 

完全に休みだけど休みじゃない。だけど休みの日にするための出勤みたいな訳わかんないやつ。

職場に行って、患者家族に連絡を取って懸念点(病棟のね)を伝えたら「まあ親子でなんとかできると思うんで〜」というやっぱりというかそうだよねという家族からの反応。

「なんとかする」ということにおいて、MSWが出動すべき案件としなくて良い案件とある気がする。

私は今回圧倒的に後者の匂いがしていた。

  • うちの病院でADL(日常生活の動作機能)が低下してない
  • 入院は2週間ほど
  • 家族で迎えにくる
  • 家族が退院日もその時の移動手段も考えた

わかってるよ、いくら家族の決断だからってそれを鵜呑みにしちゃいけないでしょって話。

だけど歩行に障害があるのって元から。

退院を延期にすれば歩けるかといえばそれも違うし、介護タクシーいらんて言ったのは家族の判断。

そもそも私がその決断に同席もしてないし、なんか全部確認不足な私のせいになってる???え??は??とは思う。

 

思うけど言わないし、まあ確認したところで患者さん家族の決断は変わってなかったからあとはお任せしますとしか言いようがなく、トボトボ帰宅した。

帰りにたまったま入職の時から信頼しているリハビリの人にお会いして、「こんなことあったんだよ〜」って愚痴ったら「お疲れ様〜」って言われて、ちょっとそれだけでもホッとした。

なんだかな。

看護師さんのいうことも全く間違いじゃない。

だけどほぼ看護サイドで進んでて私はせいぜいケアマネの連絡先共有くらいしかしてない認識だったから、そんなに求めてきてるんだってことにも意外だった。

 

でもさ、同じく私の担当患者になってて記録も書いてる人が急遽週末退院するのにバルーン留置されてて、ADL低下じゃんて話なのに一切言ってこないし、なんならバルーンで帰すと言ってた人のバルーンを勝手に抜いててケアマネへの連絡がギリギリでこっちは焦っても、知ったこっちゃないって顔してるよね君たち。

そう思うと、やってられんわって気にもちょっとなる。

でもここで腐るのではなくて、なんでも大丈夫なスキルを私はほしい。

誰にも何も言わせないくらいのものを目指してる。

だから胃の痛みと嘔気を抱えて週末のサビ残もしたというところ。いじっぱりの完璧主義は私も病棟も同じか。

ちなみに、バルーン留置で明日帰る人のフォローもしてきたから、出勤に意味があった。