子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

小学3年生

小学3年生というのは1,2年生とは全く違う微妙な時期なのだなと思う。

これからさらに微妙な時期が続く。4年、5年、6年と親との距離が縮まるとは思えない。

むしろどんどんと離れていこうとするだろうと思う。それも含めて成長だけど、強い言葉で否定されるとちょっとこっちも打ちのめされる。

永遠の片想いか。

でも、私と娘はそれで切れるような間柄ではない。親子だから、「気が合わないね」とか「そんなこと言うなら別々に生きましょう」みたいな簡単に済む話ではない。

娘の心をどう取り扱ったらいいものか、考えてしまう。

 

3年生の1学期はややクラスでも擦れていた。

友人たちと悪ノリしている様子はなんとなく授業参観でも伝わった。それが2学期になってから保育園時代からの友達と急に仲良くなって安定を得ている感じ。だけど秋になって、娘の中での「何かに対する怒り」が時折顔を見せる。

私とは一緒にいたくなかったり、「ウルセェ」みたいな言葉で拒否することもある。

 

はいはい、そうですかと思う一方で、娘の中の本音はどこにあるかな〜なんて考えたりもする。私と夫が家族という形をやめてしまったことへの深い失望があるのは事実だろうし、だからと言ってあの時自分を騙して一緒にいればよかったのかと思うとやっぱりそうは思わないから、娘の失望をどうやって癒せるかなということをいつも考えている。

離婚は夫婦の問題だけど夫婦だけの問題でもない。

そのことはわかっているけど、子どもとの間でどんなふうに影響が出るかは親子ごとのことなるだろう。

私はもう2度と結婚しないと思う。

元夫が再婚した今、娘たちにとって私のところ以外に、遠慮なく帰れる場所がないのだろうと思うと、そこは絶対だなと思う。

 

まだまだ可愛げもたっぷりあり、拗ねたり悪態ついた次のタイミングで「ママ〜」なんて話しかけてくれる。

娘なりのイラつきも、反抗も、怒りも大きく大きく受け止めながら、家族のキャパシティを広げていけたらいいな。