子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

親子のこと

我が家は6年前に離婚してから3人家族になった。息子は生まれて一度も父親と同居したことがない。生まれてからいつも「会いに行く人」「会いにきてくれる人」だ。

娘は3歳までは一緒にいた。だから時々聞いてくる。「どうして一緒にすまないの?」「パパと一緒に住みたい」「みんなで住めないの?」と。

こればかりは叶えてあげられない。申し訳ないけれども、変わらない。

もしも一緒に住んでいたら当然、今の生活はなかっただろうと思う。好きなテレビを見ている時間も、英語やスイミング、体操の習い事も。

それと引き換えにもっと父親と過ごせるという良さはあっただろうから、それは何ものにも代え難い。

時々、夜電話がかかってくると9時を過ぎてテレビを見ていて怒られてしまう。ま、私がダラダラしてるのが悪いんだけど。

仕事以外では(仕事でも?)完璧にできずにとにかく息を抜くこと、手を抜くことが多い。

 

だから子どもたちと父親が会うときにはなるべくちゃんと時間を作ってあげたいと思うし、向こうが言ってきた日程と時間で調整している。

それでも、やっぱり最初の頃とは違ってこの1−2年は毎月だったのが2ヶ月に1回、3ヶ月に1回になっていて、夏と冬の泊まりの日数も短くなっている。

子どもたちは少しがっかりしている。

子どもたちの気持ちを思うと、離婚は避けられなかったけどもこの気持ちをどうやって取り扱っていくべきかと胸が痛い。

それでも娘には息子がいて、息子には娘がいて、毎日毎晩、一緒に遊んでいることでお互いの安定と安心を得ている。

先方も再婚て新しい家族を作ろうとしている。それも尊重していきたい。

離婚による影響は今だけじゃなくて生涯にわたって子どもたちにも何か影を落とすかもしれない。

色々と考えては行き止まりになって、また立ち止まって考えてを繰り返す。