子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

児童発達支援の外来

外来という言葉が適切かもよくわからない。病院ではなく区の障害者の教育支援センターみたいなところでの作業療法士による訓練というか検査というか、観察というか。

なんか位置付けはわからないけどそういうのを今年度やらせてもらっている。前回は初回で8月、またお鉢が回ってきて先日受けてきた。

 

今回は息子が遊んでいる間に私はいくつか検査を受けた。検査といっても息子に関するアンケートみたいなもの。

感覚の過敏さとか低反応とか、光刺激への感覚とかがわかるものだった。

 

息子の結果を聞いて全て納得。

 

1番の学びは「じっとしていられないというのは、私たちが眠くてうとうとするくらい、本人にとって本能的なもので抑制できるものではない」ということ。ただ、わたしたちも小さい頃は睡魔に勝てずに眠ることがあっても大人になれば大事な会議や仕事中に寝ることはない(私は社会人になってからも舟を漕いだことは否定できないけどw)。

生理的に眠いとかあっても自制できるように、ある程度環境に馴染ませられるように自分を調整することはあるいはできるようになるかもしれない。

また、動いてしまうのは自分の身体感覚が「鈍い」からのよう。先生はそういう言葉を使わなかったけど、筋肉とか関節とか、感覚とかそういうものが「重力」みたいな無味乾燥というのかな、ちょっとうまく感じ取れないらしい。それゆえに体を動かすことで感じ取っている、と。

 

膝を打ちたくなるような話にワクワクというか、「そういうことだったのか!」と思った。息子の動きはなかなか読めなくてまっすぐ歩くとか待つとか苦手なことが多い。それに過集中しやすい。

呼びかけても答えないなんて日常茶飯事。これは良さにもなるけど(限定的には)、学校とかは切り替えと集中を絶えず求められる場所だから難しさがあるなぁと思う。

 

息子の能力、学力はさておき、ふと思ったけど医者にも過集中タイプが多い気がする。先生、先生って声かけても気づいてないとかよくあるし別になんとも思ってないけど、息子も全然声掛けに気付けてない。

看護師さんはすぐに気がつくし、なんなら察知能力も高くて過集中タイプもいなくはないのだろうけどどっちかというと目配りの範囲が360度ですか!!って人が多い。

 

仕事の向き不向きにもつながっていきそうだな、なんてふと思った。

 

次は今年度もう一度あるかな〜どうかな〜。

息子の将来のことを本格的に考えていかねば。