自己研鑽の研修
先日、研修を受けた。記者で働いていた頃、上司に「記事の書き方とか取材の方法とか今更だけども研修とか講座とか勉強会があったら参加したい」「社として勧めてくれるものがあれば教えてほしい」と相談したことがあった。
自分で調べて参加することもいいけど、その方向性が会社の方針と違っていたらあまり良い効果をもたらさないと思っての相談だった。
その時上司からは「いやいや研修とかないから現場を積み重ねて経験の中で得ていくしかない」と返された。
そんなものか、と思ってその時は終わってしまった。
その後、IT企業に転職してやっぱり似たような焦燥感があってアドバタイズに関する勉強会に参加したけど、そこでは異業種交流会みたいな感じでウェイウェイしてる人たちが名刺交換してお互いの知識と情報を見せ合いっこ(というかマウント)しあっていた。
疲れるなぁ。
そんな感じだった。
時が流れ、今は国家資格で働いていて、私には全方位的に向いてるんだと思うのは、ちゃんと資格の協会があってそこでは研修プログラムが用意されていて、そこに出席するとそれなりの正しく王道の知識と情報が手に入る。誰かのウェイウェイではないやつ。
そこで学んだ内容は明日からの業務に活かせるものだし、名刺交換して幅を利かせようとかそういう類のものでもない。
久しぶりに協会の研修に参加できて、やっぱり大事だなと思った。
といっても、今年は3つ目の研修で、看護協会のもの、労災機構のものにも参加してそれもそれですごくよかった。
仕事をしていると、日々は意識しないけどふと専門性とか「この業界のトレンド」とかを把握できているか?と自問自答することがある。トレンドというのも今年は黄色が流行りそうといった世間のムード的な話ではなく、法律の施行に伴う改変点などのことなのだけど、そうしたものというのはやっぱり把握しておかないといけないし、自分一人で得ていくのは大変。
だから協会の研修や情報で得るものも大きい。
来年度は認知症と精神疾患に関する勉強会にも参加したいな〜なんて思っているけど、うかうかしているとキャリコンの更新学習の時期もきてしまう。恐ろしい。
勉強の沼にハマり続けることになりそう。